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【名古屋・春日井の床上浸水】畳・襖・障子の片付けと復旧で最初にすること


※この記事は2026年9月11日時点の情報をもとに作成しています。

2026年9月8日の大雨では、名古屋市や春日井市を含む愛知県内で多くの浸水被害が発生しました。愛知県の9月10日午後3時時点の発表では、県内の床上浸水は106棟(名古屋市70棟、春日井市10棟)、床下浸水は139棟とされています。被害数は今後更新される可能性があります。

床上浸水した直後は、「畳をすぐ上げた方がよいのか」「家具はどこへ動かせばよいのか」「襖や障子は張り替えれば戻るのか」など、判断に迷うことが多いと思います。

この記事では、実際にいただいたご相談も踏まえ、名古屋市・春日井市で床上浸水した住宅の畳・襖・障子について、片付け前に確認したいことを順番にまとめます。

床上浸水後に水を含み、一部を持ち上げて状態を確認している畳

※画像はイメージです。

床上浸水後、片付ける前に最初にすること

水が引いて建物の安全が確認できたら、まず被害状況を写真に残してください。片付けや撤去を急ぎたい時でも、写真は罹災証明書の申請や保険会社への連絡で役立つ場合があります。

  • 建物の外観をできるだけ複数方向から撮る
  • 被害を受けた部屋全体と、傷んだ箇所を近くから撮る
  • 壁や建具に残る水跡へメジャーを当て、浸水の高さが分かるように撮る
  • 畳を上げる前と、上げた後の床を撮る
  • 処分する畳・家具・家財も、捨てる前に撮る

内閣府「住まいが被害を受けたとき 最初にすること」でも、片付けや修理の前に被害状況を撮影するよう案内されています。

安全が確認できない時は作業を始めないでください

濡れたコンセントや家電がある、ガス臭がする、床が沈む、泥水が残っているなどの場合は、室内へ入ったり電気を操作したりせず、行政や電気・ガス・建築の専門家へ確認してください。再び雨が強まる可能性がある時は、片付けより避難と身の安全を優先しましょう。

清掃を行う時は、厚手の防水手袋、マスク、ゴーグル、底の厚い長靴、長袖・長ズボンを使用します。傷口がある場合は汚れた水や泥に触れないよう注意してください。

浸水した畳は、いつ上げればよい?

安全に作業でき、写真記録も済んでいる場合は、水を含んだ畳を上げて、畳の下や床の状態を確認し、乾燥させられる状態にすることが大切です。ただし、水を吸った畳は非常に重くなります。一人で無理に持ち上げず、二人以上で作業してください。

防水手袋と長靴を着けた二人が浸水した畳を安全に持ち上げる様子

※画像はイメージです。

畳を再利用できるか、新調が必要かは、浸水した水の状態、浸水時間、変形、におい、汚れ、畳床まで水が入っているかなどで変わります。「表面が乾いたから大丈夫」とすぐに戻さず、床下を含めて確認しましょう。

畳を上げた床に家具を置いてもよい?

床や床下がまだ湿っている可能性がある間は、ベッド・勉強机・タンスなどの重い家具をそのまま置くことはおすすめしません。空気が通りにくくなり、乾燥を妨げたり、床の状態を確認しにくくなったりするためです。

家具が多く、置き場所がない場合は、無理にご家族だけで畳を全部上げなくても大丈夫です。まず写真を残し、専門業者と家具を一時移動する順番、畳を上げる範囲、乾燥させる場所を決めましょう。重い家具を引きずると、床を傷めたり転倒したりする危険があります。

泥の除去・清掃・乾燥の順番

浸水後は、目に見える泥や汚れを取り除き、清掃したうえで、風を通して十分に乾燥させることが基本です。消毒薬を使う場合も、先に汚れを落とし、製品の用法を確認してください。洗剤や消毒薬を自己判断で混ぜるのは危険です。

厚生労働省も、浸水した家屋では窓やドアを開けて換気し、汚泥を除去してしっかり乾燥させること、清掃時に手袋やマスクを使用することを案内しています。詳しくは厚生労働省「被災した家屋での感染症対策」をご確認ください。

襖・障子は紙だけでなく、下地と建付けも確認

床上浸水では、襖や障子の下部も水を吸うことがあります。紙の水染みだけに見えても、襖の芯材や縁、障子の組子、敷居が膨らんだり変形したりしている場合があります。

  • 無理に開け閉めせず、引っかかる場所を確認する
  • 水跡、膨れ、反り、においを写真に残す
  • 紙の張替えだけで直るか、本体や建付けの調整が必要かを確認する
  • 床や壁が十分に乾く前に、急いで新しい建具や畳を納めない

罹災証明・保険・災害ごみも早めに確認

片付けと並行して、お住まいの自治体への罹災証明書の申請、加入している保険会社への連絡、災害ごみの出し方を確認してください。自治体や保険会社へ確認する前にすべて処分せず、写真・見積書・領収書などを保管しておくと安心です。

名古屋市・春日井市の浸水した畳、襖、障子のご相談

金沢屋 愛知勝川店では、浸水した畳・襖・障子について、写真や現地の状態を確認しながら、撤去・乾燥後の復旧・張替え・新調が必要な範囲を整理します。床下、電気設備、構造部分など専門的な確認が必要な場合は、無理に当店だけで判断せず、関連する専門業者と連携してご案内します。

「畳を上げるべきか分からない」「家具が多くて動かせない」「どこまで写真を撮ればよいか不安」という段階でも、まずはご相談ください。

対応エリア:春日井市/名古屋市/小牧市

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