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浸水した畳は再利用できる?処分・新調を判断する7つのポイント【名古屋・春日井】


※この記事は2026年9月11日時点の情報をもとに作成しています。

名古屋市・春日井市で床上浸水の被害に遭われた方から、「水に浸かった畳は乾かせば再利用できるのか」「表替えだけで直るのか」というご相談が増えています。

結論からお伝えすると、浸水した畳は表面が乾いたように見えても、再利用できるとは限りません。畳床まで水や泥を吸い込み、膨れ・変形・におい・衛生面の問題が残る場合は、表替えではなく新調や処分が必要になることがあります。

一方で、短時間のきれいな水濡れなど、状態によっては専門家が現物を確認したうえで判断できる場合もあります。自己判断で急いで戻したり処分したりせず、次のポイントを確認してください。

床上浸水後に取り外して立てかけた水濡れ・変色のある畳

※画像はイメージです。

浸水した畳の再利用が難しくなる7つのポイント

1.泥水や排水の逆流に触れた

川や道路から入った水、泥が混ざった水、排水の逆流が疑われる水に浸かった場合は、畳の内部まで汚れが入り込んでいる可能性があります。表面だけを拭いたり消毒したりしても、畳床の内部まで十分に処理できるとは限りません。

2.畳床まで水を吸って重くなっている

水を含んだ畳は非常に重くなります。持ち上げた時に水がにじむ、裏面まで濡れている、いつまでも重い場合は、表面の畳表だけでなく畳床まで吸水している可能性があります。

3.膨れ・反り・波打ちがある

畳の厚みが場所によって違う、角が浮く、縁が波打つなどの変形があると、乾燥後も元の寸法や平らな状態に戻らないことがあります。無理に敷き直すと、隙間や段差、建具の引っかかりにつながる場合があります。

4.泥の跡や強い変色が残っている

畳表だけに見える汚れでも、裏面や畳床まで染み込んでいることがあります。見える範囲だけ洗って判断せず、畳の側面・裏面・芯材の状態を確認します。

5.におい・ぬめり・カビがある

乾燥を始めても強いにおいが残る、表面がぬめる、黒や白の斑点が出ている場合は注意が必要です。カビを強くこすったり、種類の異なる洗剤や消毒薬を混ぜたりしないでください。

6.長時間、水に浸かっていた

浸水時間が長いほど、表面から内部まで水分や汚れが入り込む可能性が高くなります。ただし「何時間までなら必ず再利用できる」という一律の基準では判断できません。水の状態と畳の材質も含めて確認します。

7.畳の下の床がまだ乾いていない

畳そのものを乾かしても、床板や床下に水分・泥が残っていれば、畳を戻した後に湿気やにおいが移ることがあります。新しい畳を入れる場合も、床や床下の清掃・乾燥状態を確認してから進めることが重要です。

防水手袋を着けて浸水した畳の裏面と畳床を点検する様子

※画像はイメージです。

「表替えだけ」で直せるとは限りません

表替えは、現在の畳床を残して畳表と畳縁を交換する方法です。そのため、畳床まで水や泥を吸って膨らんでいる、変形している、においが残っている場合は、表替えだけでは問題を解消できない可能性があります。

畳表・畳床・裏面を確認し、現在の畳床を残せるのか、畳全体を新調した方がよいのかを分けて考えましょう。

処分する前に必ず写真を残してください

浸水した畳を処分する場合でも、運び出す前に次の写真を残しておくと、罹災証明書や保険会社への連絡で役立つ場合があります。

  • 畳が敷かれたままの部屋全体
  • 水跡の高さが分かる写真
  • 畳表・側面・裏面の汚れや変形
  • 畳を上げた後の床板と床下
  • 処分する畳の枚数が分かる写真

春日井市の罹災証明書案内でも、修理や片付け前の写真撮影・保存が案内されています。保険会社や自治体へ確認する前にすべて処分せず、見積書や領収書も保管してください。

畳を上げる時は無理をしないでください

水を吸った畳を一人で持ち上げると、腰や手を傷めたり、床の上で転倒したりする危険があります。安全が確認できる場合のみ、防水手袋・マスク・長袖・長靴などを着用し、二人以上で作業してください。

家具が多くて畳を上げられない場合は、無理に全部を動かさなくても大丈夫です。家具を一時移動する順番と、畳を上げて乾燥させる場所を専門業者と相談しましょう。畳を外した後の湿った床へ重い家具を置くと、乾燥を妨げる場合があります。

浸水後の安全確認、清掃、家具移動、襖・障子については、先に公開した「名古屋・春日井の床上浸水|畳・襖・障子の片付けと復旧で最初にすること」もご覧ください。

清掃と乾燥は畳だけで終わらせない

厚生労働省は、浸水した家屋の感染症対策として、換気、汚泥の除去、十分な乾燥、清掃時の手袋・マスクの使用を案内しています。消毒をする場合も、先に泥や汚れを取り除くことが基本です。

詳しくは厚生労働省「被災した家屋での感染症対策」をご確認ください。

春日井市・名古屋市で浸水した畳の判断に迷ったら

金沢屋 愛知勝川店では、浸水した畳の表面だけでなく、側面・裏面・畳床の変形やにおい、畳の下の床の状態も確認し、表替えで対応できるか、新調が必要かを整理します。

床下、構造、電気設備など専門的な確認が必要な場合は、関連する専門業者と連携してご案内します。「捨てるべきか分からない」「重くて動かせない」という段階でも、まずはご相談ください。

対応エリア:春日井市/名古屋市/小牧市

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